シニア野菜ソムリエ花井綾美と「広島の大地の旬」をいただきましょう
2016年8月10日

花井 綾美さんの写真

暑いです!暑いときには暑いところで生まれた料理。ゴーヤーチャンプルー。
沖縄の風土が生んだ泡盛と黒砂糖で味つけをしました。
香りがよくてコクが出て、チャンプルーのおいしさを再認識しました。

ゴーヤーのワタは取らない。これがポイント。
ワタは実は苦くない(ためしに生のままつまんでたべてみてください)。
苦くないどころか脂肪を分解する酵素の働きを活発にしてくれる成分が含まれているのです。
捨てるなんてもったいない!
種だけを取って刻んで軽く塩もみ、これで苦みがやわらぎます。
ゴーヤーの苦み成分はモモルデシン。
疲労回復、食欲増進、気分をすっきりさせてくれる作用も。
まさにうだるような暑い夏にぴったりの野菜ですね。

作ってみましょう!「沖縄の味ゴーヤーチャンプルー」

材料(4人分)

ゴーヤー 小1本
とうもろこし 1本
豚バラ薄切り肉 120g
ニラ 1/2束
もやし 1袋
にんにくのみじん切り 2片分
生姜のみじん切り 2片分
もめん豆腐 1丁
ごま油 大さじ2
A
泡盛または料理酒  大さじ1
しょうゆ 大さじ1
黒砂糖(なければ白砂糖) 大さじ1
塩こしょう適量
(あれば)コーレーグース  適量


作り方
①ゴーヤーは縦半分に切ってスプーンで種を取り、7㎜厚さに切る。
②①に塩小さじ1加えてもみ、約10分おいて水気を絞る。
※塩もみすることによってゴーヤ独特の苦みを取り除けて、味がマイルドになる。
③豚肉は一口大、ニラは5㎝長さ、にんにくと生姜はみじん切り。もやしは水洗いし、
水の中に約4分ひたしておく。
※もやしは水にひたしておくことで特有の臭みが取り除ける。
④とうもろこしは茹でて実をそぎ取っておく。
⑤豆腐はキッチンペーパーで包んで耐熱皿にのせ、電子レンジで約2分水切りをする。 
時間は機種によって調整する。
⑥ごま油を熱したフライパンににんにくと生姜を入れて炒め、
香りが出てきたら豚肉を加えて炒め、豚肉に火が通ったら
ゴーヤーともやしとニラを加え、塩少々をふって強火で炒める。
⑦⑥に豆腐をくずしながら加え、調味料Aを加えて炒め合わせる。
※砂糖はぜひ加えたい。コクを出す。泡盛でより沖縄らしい料理に仕上がる。
⑧器に盛り、あればコーレーグース(島唐辛子を泡盛に漬け込んだ調味料)をふる。

 

2016年8月3日

夏のスタミナそーめん


暑さ、記録更新の夏。暑くて食欲ないからと、火を使いたくないからと
食卓をおろそかにしては、ますます暑さに負けてしまいます。
簡単に作れて、しかも栄養バランスもとれて、しかもおいしい!
そんなレシピのひとつをご紹介。
抜群の相性の茄子と豚肉を、ソーメンにのせました。

茄子のあの美しいブルーは、茄子が自ら生成した「ナスニン」という物質。
強い紫外線による細胞のダメージを修復する作用があり、疲労回復効果も期待できます。
夏の野菜は、夏に私たちのからだに必要な栄養をちゃんと備えています。
「旬の野菜を食べましょう」とは、そういうことです。

作ってみましょ!「なすと豚肉のスタミナそーめん」

材料(4人分)
なす  1本
豚バラ肉  150g
生姜千切り 1かけ分  
そーめん  4束
めんつゆ  500cc
青ネギの小口切り  適量
大葉の千切り  適量

 作り方

①なすは縦半分に切り、さらにイチョウ切り。豚肉は1㎝幅に切る。

②鍋にめんつゆを煮立て、①と生姜の千切りを加えて煮る。

③器に茹でたそーめんを盛り、その上に②を汁ごと注ぎ入れる。

④③に青ネギと大葉をトッピングする。

 

 

 
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