またひとつ、良い雑誌が消えました。
頑張ってほしいね、と話していた矢先の休刊です。
マザーフードマザジンとサブタイトルがついた
隔月発行「旬がまるごと」。
2007年の創刊準備号から5年、
食にとことんこだわった雑誌でした。
志高く丁寧な仕事を貫くことが難しい時代です。
「どんな料理にも、どんな食材にもそれぞれに
歴史的、文化的、社会的背景があり、
食材を通して人々の暮らしを垣間見ることができる」
準備号1ページ目に書かれたメッセージです。共感し、微力ながらも暮らしのなかにある食をふくよかに、と動いていきいたいと思います。
最近うちの野菜市に入ってくる、袋入りみかん。
キズあり、へこみあり、でもこれがむっちゃおいしいんです。10数個入って200円ぽっきり、即売り切れの人気者。
B級で市場には出せないけれど味はいい、そんなものがうまく流通するしくみができるといいです。安くて、新鮮で、おいしいよね、と近所の方の声に背を押され、何より自分が食べたいから何とか続いてきた看板もレジもない小さな週イチ市も、4度目の冬を越しました。