シニア野菜ソムリエ花井綾美と「広島の大地の旬」をいただきましょう
2013年7月1日

写真: きょうの一冊「神々の食」(池澤夏樹・文藝春秋刊)  30年ほど前、沖縄本島から石垣島に渡ったとき、小さな飛行機にあった機内誌を大事に持ち帰ったことを覚えています。「Coral way(コーラルウエイ)」、今は南西航空から日本トランスオーシャンという名に変わった航空会社の素敵な機内誌です。そこに連載されたエッセイを一冊の本にまとめた「神々の食」。芋と豆腐と塩辛しかなかった島の暮らしは、神々に守られ、神々に感謝して頂くことで豊かなものであった頃から今に至るまで。食の基本をあらためて思う一冊。豆腐、かつお節、蜂蜜など島の産物を支える人々の話ですが、粟国(あぐに)島の塩の話がとくに興味深いです。 読書会を開いて、そんなこんな話ができたら楽しいだろうと思います。どうでしょう?

 

池澤夏樹著「神々の食」を読んで。

芋と豆腐と塩辛しかなかった沖縄の島の暮らし、

神々に守られ、神々に感謝して頂くことで豊かなものであった頃から
今に至るまでの話。

たとえば、天然にがりを使う豆腐づくりのくだり。
「他人の味覚的幸福のために朝4時に起きて働くことが、
一日40丁の豆腐を作ることが、その作り手をも幸福にする。
こういう世界ではお金はさして強い動機にはならない」

お金と引き替えでは得られない幸福と満足感、

これが農を支え、
スローフードをすすめる力となっているのではないかと、

自分自身の食の活動を振り返ってみても、
そう思います。

 いいお話をありがとうと言ってもらえると、
それだけで実がずっしり。

 

 

 

 
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