シニア野菜ソムリエ花井綾美と「広島の大地の旬」をいただきましょう
2008年8月12日

郵便受けをのぞくと、コロンと分厚い封筒。
あ、M子さんからだ。
荷物を置くのもそこそこに、封を開けると
いつものように、短い手紙と、
M子さんの手でラッピングされた小さなお菓子。
周囲の目を奪う、とびきりの美人。
叔父さんと叔母さんの介護に明け暮れながら、
夢のように美しいバッグやアクセサリーを作っている
彼女から届く手紙は、エデンの香りがする。
「独りでKー1の観戦に行ってきました」の一行を読み、
ああ、彼女ってやっぱいいな、と思う。 

 

2008年8月7日

「原爆の日」に平和記念公園を訪れたのは、
母に手をひかれて灯籠を流した小学生の時以来。
暮れなずむ空に浮かぶ原爆ドームが頭上に頂く有刺鉄線が、
世界平和を希求する道の険しさを象徴しているようで、
見上げながらしばらく多くのことを思った。
この地上から戦いを無くすことは容易ではない。
でも、こうして親しい友と笑い喋りながら川べりを歩ける平和を思い、
川面に浮かぶ灯に手を合わせることに小さな意味があると思う。
お父さんに肩車されてはしゃぐ子も、海外から訪れた青い目の青年も
みんなが何かを感じながらドームを見上げる8月6日の夜。
遠くタイのセブ島で暮らす子が平和への祈りを託した灯籠を、
その子に代わって川に流した。

 
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