シニア野菜ソムリエ花井綾美と「広島の大地の旬」をいただきましょう
2008年8月21日

夜は、はや、夏の終わりの匂い。
いつも歩く川縁の草むらには、虫の声。
吹く風もひんやりと心地よくて、つい歌が出る。
耳にウオークマンの英語学習はそっちのけで、
マイ・ブームは竹内まりあの「恋の嵐」。
調子っぱずれの♪ ダンス、ダンス、ダンス ♪ を
夜の闇が苦笑いしながら吸い込んでくれる。
故・向田邦子脚本のTVドラマ
「隣の女」の主題歌だった、この歌。
根津甚八が道を歩きながら、天津甘栗の皮をむき、
それを、並んで歩く桃井かおりの口にぽい、と入れてやるシーン。
クールな顔で、あんなことされたら、たまらないよなー、と
古いドラマを思い出しながら、
ひとり、歩く、オレンジ色の満月の夜。




2008年8月13日

夕刻、庭のほうで水音がするので、
見ると、ヒヨが2羽、水浴び。
気配を察して逃げたので、写真に姿はないけれど、
実にきもち良さそうに、パシャパシャ!
なにしろ暑いもんねぇ、
本日より鳥風呂、夏季無料開放。
きもち涼しくなったかと思うと、夜になって、雨。
うれしくて、外に出た。
「きもちいいなぁ」という木々たちの声がきこえ、
雨水が樋を流れる音をきくのも本当に久しぶりのことで、
音楽を聴くように耳を傾けた。
ヒヨたちが水浴びのお礼に運んでくれた雨にも思えて、
昔話のおばあさんになったみたい。

 
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